【Step 4】新築?建売?中古住宅?5人家族の究極の選択【住宅購入編③】

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皆さん、こんにちは!今回も我が家の引っ越し体験について振り返っていきたいと思います。

 

前回の記事では”マンション”と”戸建て”の2択について、そのメリット・デメリットと我が家が今回の引っ越しで“戸建て”を選択した理由について紹介させて頂きました。

↓↓前回の記事↓↓

【Step 3】マンション?戸建て?5人家族の生活スタイルによる選択【住宅購入編②】

 

さて今回は、いよいよ実際に住む事になる戸建て住宅を決めていきます!

 

・・・ん?戸建て住宅ってどうやって探すのでしょうか?(笑)

 

同じような疑問を抱いた皆様、ご安心下さい!

これ以降の記事では、我が家が住む事になる戸建て住宅を探した手順に沿って、探し方をご紹介したいと思います。

 

正直、今回の引っ越しプロセスの中で、ここがめちゃめちゃ苦労しました💦

途中で方針がブレブレになり、あっち行ったりこっち行ったり、右往左往してかなり時間がかかりました。

 

このステップでは家を探しつつ、住宅ローンのシミュレーション・将来的な出費計画・引っ越しの時期・子供の学校や通学方法の検討・リフォーム実施の有無や検討などの様々な要素を同時進行で、かつ、住宅の金額や場所などの条件が変わるたびに繰り返し検討していく必要があります。

いろいろ考えすぎて、頭がこんがらがってきて正直、精神的に参りました・・・

会社で昼休み中にお世話になっている上司に”頭を抱えているが大丈夫か?”と声を掛けられたのも、まさにこの時期です( ̄▽ ̄;)

 

記事としては右往左往するわけにはいかないので、テーマを絞って一つずつ説明していきたいと思います。

 

まずは戸建て住宅の形態、“新築”か“建売”か“中古”か、というテーマについて今回は検討していきます。

それでは紹介を始めます!
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新築?建売?中古?

新築か建売か中古住宅かを語る前に、我が家の戸建て住宅の探索スタートについてお話すると最初は、中古住宅購入の一択で検討を進めていました

「スーモ(SUUMO)」や「アットホーム(at home)」などの不動産情報ポータルサイトで、中古住宅を検索していく中で、次々と欲が出てきて、理想の条件の合う良い物件は、当然価格帯が高く、気づいた時には当初設定していた予算をオーバーしていきました。

そんな状況になった時に、ふと「この金額なら中古じゃなくでも新築の物件が買えるのでは?」という思考が走り、不動産情報ポータルサイトで“新築”を条件に検索すると、想像通り“中古住宅”より若干高い金額で手の届きそうな“新築建売”がヒット。

「“新築建売”も住宅ローンの返済さえ成り立つなら選択肢としてあるな〜」となり建売についてネットや文献で学習しました。

さらには「“新築建売”じゃなくて“新築注文住宅”ならどんな金額感?」という風に、どんどんドツボにハマっていきました。

・・・ですので、新築か建売か中古住宅かについては、一通り調査したことになります(笑)

 

まあ、新築は昨今の建材の価格高騰の影響の為なのか、我が家としては予算的に全然届かない領域だったので、選択肢からはすぐに外れましたね。

 

ということで、それぞれについて私なりに調べた結果やメリット・デメリットについてこれから語りたいと思います。

 

新築とは?

住宅における新築とは、その名の通り新しく建築された住居となります。

新築の定義は法律で厳密に定められており、住宅においては未入居かつ建築後1年未満でなければならず、誰かが1日でも入居したり、未入居のままで1年以上経過した時点で中古住宅として扱われるようになります。

土地の入手も必要となり購入価格は最も高額となりますが、自分の為だけに新しく建てられた住宅のオーナーになることは何とも言えないプレミアム感を味わうことが可能です。これが最大の特徴とも言えます。

※以降、このブログでいう新築とは注文住宅を指すこととします

 

建売とは?

建売住宅とは、不動産会社などの売主が土地と新しく建てた住宅をセットで販売する住宅となります。

完成済みの建物だけでなく、建築中・建築前の段階で完成予想CGしかない状態でも販売されることもあります。

新築の注文住宅のように買主の意向で自由に設計を変更することはできず、ハウスメーカーの中で決められた間取り・設備仕様の範囲で規格商品として一度に数件単位で建築される為、集中購買により新しい建物にも関わらず価格が比較的安いのが特徴です。

 

中古住宅とは?

中古住宅とは1度でも人が住んだことがある住宅とことを指します。又は新しく建てられた住宅であっても1年以上誰も住まないまま経過した住宅(多くの場合は建売の売れ残り)についても中古住宅という扱いになります。
中古住宅は、新築に比べて価格が比較的安価な傾向にあり、浮いたお金でリフォームやリノベーションを施して新たな価値を生み出すことも可能なことが最大の特徴です。
ただし、年数が多く経過した中古住宅は、古い耐震基準で建てられているのが常であり、下手をすると新築で建築するよりも高い金額がリノベーションに必要になってくる可能性もあるので注意が必要です。
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新築、建売、中古のメリット・デメリット

続いて、新築、建売、中古住宅のメリット・デメリットについて簡単にまとめてみます。

ここは重要なポイントとなるので、しっかりと頭に叩き込んで下さい。

中古住宅の場合は時と運の要素にも左右されますが、メリット・デメリットを把握することで自分にとってベストな選択を導き出すことが可能となってくるはずです。

 

新築(注文住宅)のメリット・デメリット

新築(注文住宅)のメリット・デメリットは以下の通りです。

新築(注文住宅)のメリット

・自由な設計とデザイン:家族のライフスタイルや趣味嗜好に合わせて、土地の選定、間取りや外観、内装、建材、設備などの細かい部分まで建築主の意思で自由に構築可能
・オリジナルティ:自分だけのこだわりの詰まった家を建設可能
・工事中の品質確認:家が建っていく過程を確認できるため、手抜き工事などがないか確認が可能で高い品質が期待できる
・柔軟性:家族構成の変化やバリアフリー化など、将来的なニーズにも対応できる設計が可能

新築(注文住宅)のデメリット

・コストが高い:仕様決めした建材や設備を少量ずつ購入するので、コストが割高となる傾向
・時間と労力の消費:間取りや設備や色やデザインなどを決める打ち合わせに多くの時間と労力が必要
・完成姿の確認:昨今はCGなどで完成イメージを確認できるが、CGと実際出来上がった物に差異があることもあり、出来上がった建物に不満が発生する可能性がある
・引渡しまでの期間:土地探しから見積もり、プランニング、工事、完成まである程度の時間が必要

建売のメリット・デメリット

建売のメリット・デメリットは以下の通りです。

建売のメリット

・規格商品の安心感:標準的な設備や基準で建てられているため、安心感がある
・コストが安い:注文住宅に比べて、土地と建物がセットで販売されるため、価格は割安
・引渡し期間が短い:完成済みの物件なので、内見から引渡しまでの手続きが比較的短期間で済む
・実物を見れる:実際に建物を見てから購入を決められるため、完成後のイメージとの相違が少ない

 

建売のデメリット

・自由度が低い:注文住宅のように、間取りや設備を自由に選択できない
・個性がない:規格商品であり、隣接する建売住宅と同じ外観になりがちで個性が少ない
・工事中の品質確認:建物が完成しているので施工状況や施工品質が確認できず手抜き工事されていてもわからない
・オプションが多い:カーテンレール・TVアンテナ・網戸などが標準で設置されておらず別途費用が発生する
・家が狭い:一概には言えないが4LDKでも建物面積が100㎡以下であることが一般的

中古住宅のメリット・デメリット

中古住宅のメリット・デメリットは以下の通りです。

中古住宅のメリット

・価格が安い:新築に比べて購入価格を抑えられる
・選択肢が豊富:多くの物件があるので希望のエリア・間取り・築年数などの条件を満たす物件を見つけやすい
・実物を見れる:実際に物件を見て、劣化状況や周辺環境を確認してから購入を検討できる
・自分好みにアレンジ:物件によってはリフォームやリノベーションにより自分好みの内装や設備に改修することが可能
・立地条件が良い物件もある:人気エリアや駅近など、立地条件の良い物件が見つかりやすい

中古住宅のデメリット

・修繕の必要性:築年数が経っており劣化が進んでいる箇所について修繕が必要な場合がある
・住宅ローン審査:新築に比べて、住宅ローンの審査が厳しくなる場合がある
・設備が古い:キッチン、トイレ、お風呂などの設備が古い型式で時代遅れの場合がある
・耐震性能:築年数によっては新耐震基準が適応されておらず耐震性能が弱い可能性がある
・個人の好み:和式か洋式か、壁や建具の色、間取りなどに妥協しなければならない部分もある

実際に新築、建売、中古住宅を見学してみる

これらのメリット・デメリットをしっかり抑えた上で、次の行動としてオススメするのは、実際にそれぞれの建物を勉強の為に見学してみることです。
“新築”なら住宅展示場で雰囲気(あまりにもハイグレードに作られているのであくまで雰囲気)を味わうことができます。
“建売”“中古住宅”なら不動産情報ポータルサイトで本命ではないけど少し気になる物件※を不動産経由で内見という名の見学をしてみましょう。
※勉強目的であれば本命の物件にはまだ行かない方が無難です。そこで決めてしまいたくなる衝動に確実に駆られます。勉強の間に本命の物件が売れてしまうリスクもありますが、その時は縁がなかったと思って他の理想の物件を改めて探しましょう

新築か建売か中古住宅か、我が家はどれを選んだのか?結論

ここまで新築、建売、中古住宅それぞれのメリット・デメリットを振り返ってきました。
それぞれ強みと弱みがあり、それが対になっている要素にもなっていて面白いですね。
メリット・デメリットを踏まえて、どの戸建て住宅にするのが良いか、ポイントを考えてみます。

新築か建売か中古住宅か、一般的な選び方のポイント

一般的な戸建て住宅の選び方のポイントとしては以下のように考えます。
予算重視なら“建売”“中古”

→価格を抑えたい場合は、中古住宅や価格を抑えた建売住宅が候補になる

カスタマイズ重視なら“新築”

→自分のこだわりを反映させたい場合は注文住宅の新築が適している

入居時期重視なら“建売”“中古”

→すぐに入居したい場合は、完成している中古物件や建売住宅が有利

住環境重視なら“中古”
→既に開発されているエリアには中古物件が多く、住環境が整っている傾向がある

 

我が家が決めた戸建て住宅の形態は・・・

さてポイントの整理も終わったので、いよいよ我が家がどの住宅を選んだのか、そこに至るまでに経過をご紹介していきます。

我が家の新しい住宅決定までは、物件探しを始めて約1.5か月かかりました。

これが早いのか遅いのかはよくわかりませんが、個人的には早く決めれたんじゃないかな?と思っています。

我が家の戸建て住宅決定までの流れは以下の通りです!

 

我が家の戸建て住宅決定までの流れ

大手ハウスメーカー施工の築23年中古住宅である物件Aの内見

②物件Aについて購入申込書を提出も2番手だった為、物件Aは1番手の方で決定となり購入失敗

③物件Aと同規模の物件を探すも価格が高く予算オーバー気味になっていく

新築建売(ローコスト住宅)の物件Bと中堅ハウスメーカー施工の築7年中古住宅の物件Cについて同時期に内見を実施

⑤物件Bは新築だがローコスト住宅ということもあり建物の造りが薄っぺらかったので、この段階で建売は選択肢から除外

⑥物件Cは市街から遠く子供の通学に不安があったが、築浅でリフォームも不要な良好物件だった為、購入申込書(またまた2番手)を勢いで提出してしまう

新築の注文住宅をネット上で見積もりシュミレーションしてみると遥かに予算オーバーしたので、この段階で新築は選択肢から除外。大手ハウスメーカー施工の築25年未満の中古住宅に的を絞込み

⑧物件Cは1番手の方で決定となり購入失敗も、子供にとって負担が大きかったので逆に安心

⑨物件Cでお世話になった不動産屋より他の物件を紹介頂くも納得のいく物件はなし

実は少し気になっていた築22年の木造中宅(室内写真の掲載なし)である物件Dの内見について同上の不動産屋さんに依頼

⑪物件Dの内見を実施。壁紙などの内装材の状態は悪かったが、こだわって作られた質の良い注文住宅で、外壁などの修繕も実施されており、大手ハウスメーカーによる施工であることも売主さんから情報入手。価格はこれまで検討した物件の中でも最安値であり、リフォームにも予算も残せそうであった。子供の学校からも徒歩10分の物件。

⑫物件Dについて購入申込書を提出(1番手)。購入する物件について決定

 

以上が我が家の住宅決定の流れです。

こう見返してみると、かなり運に恵まれたなと思っています。

購入した物件Dは、先にあげた4つのポイント(予算、カスタマイズ性、入居時期、住環境)が奇跡的に全てそろっている住宅でした。

もし物件Dに出会う前に物件A物件Cが成立していたら、理想の物件には出会えておりませんでした。

 

まとめ

以上、今回は”住宅購入”における、新築か?建売か?中古住宅か?についてメリット・デメリットを紹介しつつ、我が家の住宅選択の推移と結論をご紹介しました。
我が家の住宅購入の流れとしては、先ほど述べたような①から⑫で間違いありませんが、住宅購入にあたっては、住宅ローンのシミュレーション・リフォーム検討・通勤と通学距離・地域性・周囲の環境なども同時に検討しつつ、決定させる必要があります。
先にも触れましたが、物件Aから物件Dに至るまで、少なくとも計4回は上記の検討も住宅探索と同時に行っていました。
・・・なので考えることが多く頭を抱えていました。
しかし理想の物件と出会えたので、その苦労も吹き飛んでしまいました。
本当に良かったと思っています。
次回は先ほど触れた住宅探す時に同時進行で考えなければいけない住宅ローン事前審査・周囲環境の確認・第三者への相談などというテーマを紹介していきたいと思います。

ではまた次回の更新をお楽しみください👋

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